ここ、国外から予約が取れないお店なんです。
なので現地で予約するしかないというハードルの高いお店。
『Ibai』さんは魚介系のイタリアンリストランテ。
小ぢんまりとした店内はテーブルが5卓ほど。
ボクらのほかに来られているお客さんは、みなさんハイセンスでお洒落でセレブリティ。
それなのにお店のご主人の接客はとってもフレンドリーなので居心地がいいんです。
こちらはチョリソ。詰めたての少しレアなソーセージ。
サンセバスチャンはバルの街ということもあり、どこのお店も平均的に生ハムやソーセージの質が高いんです。
でもこちらのこのチョリソはボクが人生イチ!と思ったくらい素晴らしいお味でした。
そして、大アサリのリゾット。
見て見て、驚くでしょ!!
アサリの中にリゾットが入ってるんです。
アサリはレアぽさが残った絶妙な火入れだったので、開いてから一度取り出してその出汁でリゾットを作って、再び殻を戻しているんだろうなぁ。
口に入れたら、ジュワジュワーーー!!
日本の桑名のアサリがこれまで一番美味しいと思ってたのですが、スペインもこのアサリの美味しさを引き出すことを知っているんだと思ったら嬉しくなりました。
さてさて、お次は鱈のアゴの下の肉だけをたくさん集めて作るピルピルという名物料理。
鱈の出汁の旨味とオリーブオイルを乳化させて、とろっとろのソースでゼラチン質の多い鱈のアゴの身に火を入れていきます。
これもジュワッジュワ、トロットロ、なんだこれは!? 美味し過ぎるぞ!!
ラストにお肉をリクエストしたら、やっぱりめちゃウマ。
食通の中でも有名なお店というのがわかるなぁ。
このお店があるならサンセバスチャンに住みたい!と思わせてくれた美味しさでした。
ショップデータ
Restaurante Ibai
- 住所:
- Calle de Getaria, 15, 20005 San Sebastián, Guipuzcoa, Gipuzkoa,
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