『くすのき』店主：楠忠師さん

食通の仲間達の間でも超話題のお店『くすのき』さん。
最初に言ってしまいますが当分新規のお客様の予約は取らないそうです。
というか予約がいっぱいで取れないそうです。
さぁ早速料理が出てきました。これは何？
正解は出汁。お魚だけで採ったお出汁だそうです。
ここ、何のお店だかわかりますか？

これはお造り。包丁の入り方や魚の扱い方がそんじょそこらのお寿司屋さん顔負けの仕事ぶり。
凛とした空気、しつらえも全て寿司の名店のようです。

さて、次の料理に使う鯛を見せてくれました。
これはどんな料理になるんだろう？

さらには旬の野菜も。

キターー！海老。天ぷらといったら海老。
そうなんです、このお店は天ぷら屋さんなんです。
天ぷらを通じて、旬の食材を楽しむお店。
昔の天ぷらってこのように食材の範囲が広かったのですが、今は定番の食材が決まりつつある。
でも店主の楠さんは昔ながらの天ぷらを提供したいと、様々な書物などで勉強されてこのお店を持たれたそうです。
そしてこのお店は名古屋にあるのですが「東京に支店を出してくれませんかー？」とお願いしたら「伊勢湾や渥美湾、そして山。最高の幸があるので、この場所から離れられないんです」ときっぱり。思わず次の予約を取ってしまいました。

デターー！さっき見せてくれた鯛。
鯛が天ぷらに！
ネタにもこだわっているのですが、衣もそのネタに合ったものを使うため揚げる度に新しい衣を作ってくれるんです。
なんという心が行き届いた仕事なんだぁ。

そしてとり貝。
とり貝の天ぷらなんて食べたことない！
旬のとり貝のうまいことうまいこと。
旬には勝てないなぁ。

ウニも海苔で巻いて、中はとろとろのレア。外はサクサク。
たまんなーい！

この日の〆は桜えびの炊き込み御飯。だったのですが、写真は割愛。
というのも、お客さんの要望でこのお店ではだいだい５～６種類違う〆の御飯を出してくれるんです。
これはミニ穴子丼。割烹で出てくる〆のように、美しく美味しい！

さらにとどめの山芋とろろ掛け御飯。
ボクはさらにお茶漬けもいただいてしまいました。
美味しい物をいただくには体を作って行かなくちゃ。
よーし今日も走るぞ！
そして残念ながら現在は紹介制。
なので、お知り合いなどを探して下さい。

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