ゲスト：『さんて寛』代表取締役 戸田亘さん

こちらはお好み焼きの名店『きじ』の戸田さんが手がけた新店舗。
『きじ』さん同様に、このお店でも必食なのが『すじモダン焼き』オーダーすると、戸田さんや店員さんが焼いてくれます。
「８時間くらい炊いてるんですけど、半分くらいになっちゃうんですわ」と戸田さん。見てこのすじ！　これだけでもう美味しそう。

まずすじを焼いて、その油を使ってキャベツを炒めるんです。

続いて調味料や葱などの野菜を入れて、さらに焼き進めていきます。
あまりいじらず、野菜から出る水分がくゆらせる湯気で焼いていくような感覚。

さらにそばを加えて、特製ソースをかけて鉄板で広げていきます。

「鉄板全体にひろげることによって、焼きそばの”全部の面”に火が入って香ばしくなるんですわ」
これは絶対に家庭ではできない、お店ならではの技！

それを手際よく、まとめていきます。
ボウルに玉子を割り、出汁を入れ、鉄板ではなく、そのボウルのほうに焼きそばをドーンと入れます。

それを鉄板にもどしたのがこちら。

さらに特製ソースをかけ、いよいよ最終仕上げて！

見て見て！　本当に美しいですよね。
「キャベツ、玉子、ソース、牛すじ……それを時間という手間、切り方という技という仕事をすると家庭では作れないものになるんです」
見えない仕事が詰まった、すじモダン焼き、これぞお好み焼きのK点越え！
みなさんも、ぜひ一度体験してみてください。

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