ゲスト：『かわむら』店主：河村太郎さん

ステーキは脂を落としながらゆっくりと火を入れていくと、ある瞬間にストンと火が入るんです。その見極めが凄く大切なんです。
河村さんはその見極めがほんとーに凄いんです。
１時間くらいかけて丁寧に焼き上げてくれます。

おぉぉ～美しい！！
赤い部分もちゃんと火が入ってアツアツ。
しかもよーく見て！　ドリップが一切出ていない！
その理由がこの丁寧な火入れにあるんです。

前菜を作りながらも絶えずお肉を気にしている河村さん。
『国産和牛の旨さは、きめ細やかで繊細な旨味。なので胡椒は使いません』
なんてすごいんだっ！
そしてそれぞれの食材と恋愛しているかのごとく、どの料理もすべて仕事が丁寧。
お客様にもその優しさが伝わります。

『〆の食事はなににしますか？』と河村さん。
これもすごい！　だって、何でも作ってくれるんです。

牛丼やカレーなど、お客様のニーズに答えるプロのおもてなし魂。
あ、このカレー、ビーフではなくシーフードなんですよ。
なぜかというと「ビーフカレーだとカレーのスパイスが立ち過ぎて、ほかの料理や店内の空気にも影響してしまうので、シーフードでさっと作らせていただいてます」もう参りました！

とどめのデザートのプリンも柔らかさと濃度が二層になってます！
いやぁぁ究極の真心がこもった料理と接客。
少々お値段は高いのですが、またもう一度と必ず予約をしてしまうそんなお店です。

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