今年は春前から気温が高かったこともあり、桜の開花も例年よりも1週間くらい早かったですよね。
自然のいたずらで、気候はそうであっても、たけのこだけは例年通りだということが多いのですが、今年はたけのこの旬も約1週間早くやって来ました。
京都「和久傳室町店」さんでは朝採りのたけのこがお料理の中に入ってくるのですが、全ての店舗のたけのこをこの室町店の料理長さんが厳選する担当をされていた時期があったそうです。
ということで、今回お店に伺った際にたけのこ談義をしてしまいました。
お店では大原野産のたけのこの中でも最上級の白筍を目で選び、その白筍を生の状態で全部を少しずつ試食し、さらに一番良質のものを選ぶのだそうです。
試食をすると口の中はシギシギになってしまうのだそうですが、一番を選ぶポイントは「甘さ」なのだそうです。コーンに似ているあの甘さ、糖分、が必須だそうです。
初めてたけのこの選び方でいいヒントを教えてもらえました。
ちなみに2018年のたけのこの旬のピークは4月13、14、15日だったそうです。
旬の間はこの目利きを毎日されているそうです。職人さんってすごい!
寺門ジモン
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