日本人って、魚介系にちょっとうるさいですよね。海鮮系の中華を食べたいというとき、こちらのお店はそんな方々でも必ずや納得していただけるはず。赤坂離宮の名シェフである譚彦彬さんプロデュースということもあり、素材選びからも徹底したこだわりが。海鮮類はすべて毎日築地から仕入れているそう。また、伝統的な広東料理に西洋のエスプリが品よく融合し、たとえばアミューズはフォアグラを黒酢のソースでいただくなど、味はもちろん盛り付けからもその世界観が感じられる。メニューはアラカルトのほかに数種類のコースがあるが、初訪の方はコースでいただくと、少しずつたくさんのメニューが楽しめるかも。前菜の盛り合わせに入っている自家製の釜焼きチャーシューはものすごく香ばしくジューシー。〆の土鍋御飯は豆?の塩分、チャーシューと御飯の甘味が一体となり、噛み締めるほどに旨味が広がる。すべてのお皿がぶれていないので、しっかりデザートまで味わってください。