”ワインに合わせて料理を選ぶ”というコンセプトのお店。まずはそのお客様の志向にあったワインをソムリエの方がチョイス。そこから料理を選んでいきます。わがままな食通のリクエストにも百戦錬磨で答えてくれる、究極のあつらえ料理の数々が出てきます。ホテルオークラ内にあるということもあり、料理のジャンルはフレンチや中華、折衷料理とバラエティ豊富。中でも中華は『桃花林』の料理長が担当しているので、もう間違いなし。ワインをいただいていても、やっぱり途中で醤油系の味、〆にはお米や麺が食べたくなってしまうのはアジアの血!? グランドメニューにある黒酢の酢豚は程よい酸味とワインの深みが完璧にマッチします。そして「最後はさっぱりした麺が食べたい」とリクエストして出していただいたのが、具のない麺でした。澄んだ上湯を使って作られたシンプルな麺。麺を噛むとスープの奥に広がる”目に見えない食材たち”の旨味が広がっていきます。やられた!