かつて日本橋にあった老舗の名店『大勝軒総本店』で長期にわたり総料理長を務めていた店主が銀座に開業したというお店。白木で統一された清潔で品のある作りの店内は京都の割烹を彷彿とさせ、ガヤガヤとした町の中華料理とは違い、落ち着いた雰囲気が印象的。
しかし、メニューにラインナップされているはもちろん中華のみ。看板料理のチャーシューメン、そしてワンタンめん、天津飯など。種類はさほど多くはありませんが、それだけに1つ1つの完成度が高い。ボクはいつも蟹肉炒飯とニクダンゴ。チャーハンは1000円オーバーなので毎日食べる中華には少々勇気がいりますが、蟹肉がこれでもか!! というほどたっぷりと入っているのを見れば誰もが納得。ご褒美ランチにはぴったり。そしてニクダンゴは餡と塩が別添えされてくるので、最初は塩、そして次は琥珀色の餡をくぐらせて。全品、品のいい薄味なので中華は胃に重いと思った日でも気がつけば完食してるはずです。