店内のテーブルと椅子はすべて一つの壁に定方向に並んでいます。その様子はまるで学校? ビジネスホテルの食堂? つまりお一人様でも周りに気を使わずに、ひたすら食を楽しめる環境がつくられています。看板メニューはラーメン。豚のゲンコツや鶏ガラなどを毎日長時間煮込んで作られる白湯スープベースを基本としたスープ麺の数々はもちろん、長く変わらない安定の旨さ。しかし、ボクがこのお店で絶対に食べていただきたいのは回鍋肉とチャーハン。まず回鍋肉は高級ラードを使っているので、見た目とはうって変わって野菜や肉の香りを引き立て、後味もまったくしつこくない。ただし、思いっきりの量のラードを使っているため、保温膜となっているため火がはいりやすいキャベツはかなりアツアツなのでヤケドに注意。チャーハンは鶏肉のチャーシューを使っているので、こちらもまたさっぱり。ゴロゴロと入っているので最後までチャーシューと米のブレンドが楽しめるのがうれしい。おっと、こちらでは中華スープではなく味噌汁が付いてくるため、小学校の頃、夕飯として母親が作ってくれたようななつかしい感覚に引き戻される。