初めてこちらのステーキをいただいたときに、こんなにも塩分がぴしゃりと決まったお肉があるんだ! とシェフの技術に感動するとともに、五島牛の旨さに惚れ込んでしまったボク。五島牛は松阪牛や神戸牛に並ぶ、但馬牛系列の黒毛和牛。放牧されてノーストレスで育てられているので、中でも赤身肉はコク、キレがあって融点が低い。見た目が霜を降っているのですが、決して脂ぽくないのも特徴です。それがゆえに五島牛を食べたあとに、違うお肉をいただくと、なんだか薄味に感じてしまうような独特の旨味があるんです。おっと、お肉の説明が長くなってしまいましたが、そんなお肉を紀州備長炭を使って最高の状態に焼き上げられるシェフの技をぜひ味わっていただきたい。コースは6000円台からあって、ステーキの部位によって値段が変わるのですが、一番リーズナブルなものでチョイスできるランプかイチボでも絶品ですよ。お財布に余裕があるときはその日のオススメ部位などを聞いてみるのもいいかも。そして、コースにマストで入っている一口カレーもハマること間違いなし! アラカルトのオードブル・五島牛のたたきもぜひ。