バスク地方の本格的郷土料理が食べられるお店。ミシュランガイドで6年以上連続して一つ星を獲得しています。オーナーシェフの櫻井さんが5年間のフランス修業で一番愛したのがバスク地方の料理だったそうで、中でも豚肉料理に特化したメニューを提供しています。はっきり言って、ボクが今現在フレンチの豚肉料理ではいちばん美味しいと思っています! ちなみにテレビの取材は受けないいわゆる取材拒否のお店でもあります。さてイチオシは骨付きロースの炭火焼き。約2時間かけてじっくりと焼き上げられたそれは、うーん、もう言葉では表現できない旨味が。ひとくちで目が見開いてしまう旨さ。またソーセージやハムなどもすべて自家製で、豚の耳と舌、ポロネギやニンニクを地と混ぜて作られて行く郷土料理の”豚の血のソーセージ”(季節限定)も香り豊かでまずこれを提供できるシェフの技術に感服です。料理はアラカルトのみ、さらにポーションもいい。店内の黒板にその日のオススメも書かれているので店員さんと相談してコーディネートしてください。