■以下、小写真の説明(左上から順)
肝焼はタレで。
2本でも3本でも食べたいくらいの絶妙な旨さ。
ちなみにお酒というか、ワインは持ち込みが可能です。
これは野鳥焼き。
季節によっては小鴨を焼いてくれることもあります。
野生の動物のようにかぶりつく。
この食べ方をするとジビエのパワーをもらえます。
やっと来ました、鴨。
部位によって切り方が違うという独特な盛り合わせ。
このお皿の上に秘伝の醤油をちょいと掛けて、お店の方が焼きに来てくれるのを待ちます。
お肉は炭焼きなのですが、この小さな鉄板は日本刀に使われる玉鋼という貴重な鉄。
それを炭で温度をつけるのですが、お店の方はその温度を自分の頬を近づけて判断します。
思わず「なぜ頬なのですか?」と、うかがうと
「これ、温度じゃないんです。遠赤が出ているかを頬で感知しているんです。あ、まだ端が出てない」
もうしばらく待ちだそうです。
その間に「手でもいいんじゃなですか?」と返したら、手はもう感じなくなってしまったそうです。
プロの手! プロの歴史! 凄いなぁ。
鴨は1枚1枚部位を説明しながら焼いてくれるのですが、レアにパッと焼くものもあり、そしてよく焼きをして焼肉風に焼いてくれるのもあり、それぞれ食べ方も色々あります。
最後は鴨雑炊が出てくるのですが、この浅漬けも超旨い!
この秘伝の醤油は売ってもらおうかと思うくらい素晴らしく美味しかった。
鴨は消化がいいので、お土産にくれた紀文堂の人形焼きを帰りのタクシーの中で食べ切っちゃいました。
浅草雷門のすぐ近くに情緒たっぷりの古民家が。
そこは知る人ぞ知る、鴨料理の名店、鷹匠壽!
本来であれば12月~1月辺りが生の鴨の旬なので、それ以降はその時期に獲った鴨を冷凍して使っているそうです。
ここで使われている鴨は最後にお米をたっぷりと食べているので旨味が違うのだとか。
御料理はおまかせのコースなのですが、まずヒジキなどの小鉢が。
そしてこの砂肝の串が出て来ます。
浅草でこの串モノをいただく自分が粋な人間になったような感じがして、美味しさもまたひとしお。