冬はやっぱりジビエ! 人間が作ったものではなく、自然が育んだ最高の肉達。 ここ、またぎさんではそれが食べられます。 これは鹿。赤身の頂点! 噛み締めると肉汁がジュワーッと出て臭みも一切ない。 食べた瞬間にオオカミのように天を仰いで遠吠えしたくなる旨さ。

■以下、小写真の説明(左上から順)
でも、鹿が一番美味しいと思ったら大間違い。 猪はさらに旨い!  豊かな冬の山の猪はドングリなどを死ぬ程食べているので、イベリコのベジョータよりも上質の肉になっています。 この白い部分はもはや脂ではなく、自然のジュース! 食べると店を出て西麻布の坂を駆け上がりたくなる程の旨さ。 その猪のレバーとハツ。 世にあるレバーは嘘ものだと思ってしまう。 自然で育てられた猪のレバーは臭みどころか、甘味さえ感じる。 ハツなんて目隠しされたらなんだかわからないただの極上にうまいホルモン。 でも、猪が一番美味しいと思ったら大間違い。 生態系のトップ、熊! 臭いとか下手物とか思っている人も多いかもしれません。 しかし、本当に一切の臭みもありません。 これ、熊のロース。ジューシーさもさることながら口に入れた瞬間に自分の脳がこの栄養はなんなんだ!? と一瞬パニックに。 シルクのような舌触りと肉汁が天にものぼるような旨さ。 先程、六本木まで駆け上がった道を今度はころげ落ちてお店まで戻って来ました。 でも、熊が一番美味しいと思ったら大間違い。 やっぱり鴨! 世にある鴨は青首のもの掛け合わせ。しかしこれは純粋の青首。 ここでは鴨の脂で鴨を焼く。 旨味が凝縮されて、もう大変。 それを切ると値がでてくるのですが、その血が本当に美味しいソース。 これにつけて食べると生きている喜びを感じます。 鴨がネギしょってやってくるではないですが、、 鴨脂でこのネギを焼いて、鴨と一緒に口に頬張ればもう本当に命を頂く喜びを感じます。 絶対に食べなくてはならない、猪熊鍋。 ごぼうやセリや大根…大地からもらった栄養が味噌の中に溶け込んでいます。 おそらく皆さんにとっても人生イチの鍋になるはずです。 でも汁はとっておいて! 最後の〆のすいとんは今までのものが全て前座だったと思う程美味しい! いつも多めに作ってもらってボクはタッパにいれて持って帰ります。 おやじさんありがとう!