『串打ち三年、裂き八年、焼は一生』この名言通りこちらのお店でも 注文を受けてから割き、串打ちを施し、一旦白焼きにしてから1時間 蒸します。そこから備長炭で蒲焼きにするという行程を守り続けてい るため、出てくるまでに時間がかかります。しかし、歴史を感じる煉 瓦塀の建物、その店内の至る所に、鰻や店の歴史書などがあるのでゆ ったりとそれに目を通していただきたい。すると、これから出てくる 鰻が何倍にも美味しく感じていただけるはず。鰻は静岡と九州産にこ だわり、並から特上までは鰻の目方で異なるので、質はどれも同じ。 醤油系のすっきりとした甘辛タレがあとを引きます。予約時には肝焼 きのリクエストもお忘れなく。数が少ないので売り切れ必至。ほとん ど裏メニューのような希少感。つまり、すごく美味しいということ!