もともは『つぐみ庵』という焼き鳥屋さんを長く続けていたご主人。 しかし、つぐみを提供することができなくなったことをきっかけに鰻専門店に。 料理はおまかせコースのみで、1つ1つの料理に精魂込めた仕事をされるので、大人数ではなく2人くらいで行くのがベスト。 突き出しは家庭的な素朴なもの、でもここで注目して欲しいのがこの箸袋。 よく和食料理店で見かけますよね。しかしこの『味』という文字、なんとこのお店のご主人が書かれたものなんだそうです。驚き!!

■以下、小写真の説明(左上から順)
元焼き鳥屋さんだけあって、1串目は鶏のつくね。 いやぁこれがめちゃうま。 焼き鳥屋さんとしても一流店です。 焼き鳥もジューシーで完璧な火入れ。 季節モノ!は白子の小鉢。 つまみとしてお酒を楽しめる美味しいものが小鉢で出てくる鰻屋さん、いいでしょ。 鶏もも焼き。 焼きのレベルの高さに脱帽です。 外はカリッと中はびっくりジューシー。 うわぁ鴨ネギも来ちゃった。 もうほとんど焼き鳥屋さんじゃないかっ!笑 鴨と葱の組み合わせが外すわけない。 帆立も出て来ちゃったよ。 やっと鰻が始まるのか? 肝焼だっ。 何しろ火入れのレベルが高いのでこの肝焼も最高に香ばしかった。 鰻の白焼き。 焼き鳥屋さんで培った食材に火を入れる技が素晴らしいのでこの白焼きも香ばしくふわっとうーん、蒲焼きがさらに楽しみだ。 メインイベントきたー! 鰻重。御飯が炊きあがると同時に熱々の鰻が乗っかり「さ、早く食べて下さい」と急かすようにサーブされました。 いい鰻屋さんはこのメインの鰻が出るタイミングは少々騒がしくなります。 ご主人が毎日骨を丁寧に抜き過ぎて、腱鞘炎で入院されたこともあるというくらいの見事な仕事。 それだけにふわっふわの柔らかい鰻は箸でつまめない・・。 最後はかっこんでしまいました。 またうかがいます!