店主は森下の『京金』や新橋の『本陣房』などで蕎麦作りを修業し、さらに青山の『正』で野菜料理を学んだというだけあり、こちらではメインの蕎麦はもちろん、野菜料理にも定評がある。蕎麦は茨城県を始めとした国内の農家から毎日仕入れているという蕎麦は店内で挽かれ、打ち、提供されている。かえしの効いた鰹ベースの出汁は優しく、あとを引く。特筆すべきはサイドメニュー。蕎麦屋定番の出し巻き卵やこだわりのそばがきなども押さえたいところなのですが、やはり野菜料理がおすすめ。季節のおひたしはシンプルな中にも上質の出汁の旨さがさらに野菜の旨味を引き立てる。名物の蓮根饅頭はぜひ食べていただきたい。夜はそんなサイドメニューを含んだコースもあるので、ゆっくり楽しみたい人はディナーで。またランチタイムは鶏そぼろ御飯などの日替わり御飯の蕎麦セットもリーズナブルでオススメです。