滋賀県で有名な『日本料理しのはら』さん。 里山の力強い食材を使って個性豊かな料理を提供していた名店。 その篠原シェフが2016年から銀座に進出。 僕、こういう風に地方から東京に進出してきたお店の場合、1年くらいは様子をみてからお邪魔することにしているんですが、日に日に予約が取れなくなってきているとうかがい、お邪魔してきました。 お店は地下にあるのですが、カウンターの中では篠原さんが頑張っていました。

■以下、小写真の説明(左上から順)
料理はおまかせで。 これはコースの序盤に出てくるお椀。 毛蟹のしんじょう! いやぁ旨い。 お出汁が昆布をくぐらせただけのようなあっさりさ、そこに毛蟹の旨味が染み出していき、後半になるにつれどんどん美味しくなる。 でもしんじょうがもう少し大きければよかったなぁ。 雲丹の殻に酢飯、雲丹、甘エビが。 うわぁ美しい。これを混ぜてから食べるんです。 雲丹のトゲが痛いので、お客さんのほとんどは篠原さんに混ぜてもらってました(笑) でも味は本当に最高! 八寸。季節のあらゆる美味しい食材がズラリと並んでいます。 思わず日本酒を頼みたくなるラインナップ。 フォアグラ豆腐の最中。 柑橘系の酸味が効いていて、さっぱりとこってり。 若手料理人らしい挑戦に感動。 しばらく目の前で焼かれていたのは鰻とスッポン。 だいたいどちらかなのに両方一緒に出てくるなんて嬉しいなぁ。 鱧と鮑はしゃぶしゃぶ風にいただきました。 最高の贅沢。 〆の御飯は炊きたての白い御飯の後にこちらも。 フカヒレのあんかけをかけていただきました。 どんどんメニューが進化しているので、また季節の変わり目に行かせていただきます。