正肉担当の兄・豊島久博さん、ホルモン担当の弟・雅信さん。ボクが肉の師匠としてリスペクトする御兄弟が織りなす奇跡の焼肉店。 とにかく全てが凄い。お肉は黒毛和牛の雌牛を中心にA5以上の”飛び牛”などがデフォルトで出てきます。タレをはじく程のカルビのとんでもない霜降りは見ているだけで感激。そして、ホルモンは宝石のようにピカピカ。洗い方、切り方一つで肉の質が変化するため、熟練された丁寧な仕事で包丁も部位によって使い分けているんです。 ここまで聞くとものすごい高級価格店のように思うでしょ!? 違うんです。ご兄弟が築いた人脈と信頼から、極上のお肉が仕入れられるため、奇跡の価格で奇跡のお肉が食べられるんです。もちろん、幅はあります。それゆえに、学生さんには学生さん向けの、ボクのようにお肉に精通した人にはその人向けのものを出してくれます。 マストで食べて頂きたいのはカクテキ。干しガキなどを使ったナチュラルな旨味が最高。海苔の効いた生野菜はそれだけでご飯が進みます。そしてホルモンの塩煮込みも忘れずに。メインのお肉はタンから。あまりにプリプリで自分の舌と間違えちゃうよ!? ハラミは口の中で肉汁が溢れ、一生飲み込みたくないと思うはず! ミックスホルモンは魚介類以上の鮮度。ここまできたら、お店の方に今日の仕入れでベストなお肉を聞いて、カルビやサーロインへ。そうそう〆のテグタンスープと杏仁豆腐もお忘れなく。あぁ書ききれない。