西麻布に肉割烹がオープンしたとうかがい、新しいお肉に出会えるか!? とチャレンジモードで訪問。 お料理はおまかせコースのみ。 とても清潔感のあるカウンターでいただきました。 コースの序盤は何種類かの小鉢が出て来たのですが、そのひとつがこちら。 赤酢の酢飯の上にお肉のユッケ、毛蟹、キャビア、雲丹が乗った小鉢。 嬉しいやり過ぎ感が満載でしたが、やっぱり美味しい物の集合は旨いっ!

■以下、小写真の説明(左上から順)
しばらくカウンターでご主人の仕事を観察していたら、びっくり! お寿司屋さんのような仕事をしていました。 なんと煮切り出汁にお肉をくぐらせて”漬け”にしているではないですか! これは鮪の漬けをヒントに牛肉で作られているようです。 それがこれ! ヒレとサーロインを和辛子と山葵で。ほかに生胡椒も用意されていました。 ヒレの漬けにはびっくり! なんという柔らかさ、ジューシーさ、キレのよさ、これは中々の逸品! 吉澤畜産から仕入れた最高の黒毛和牛のメスだからこそ出来るメニューです。 ユッケがさらに驚き! ふんわりとパルミジャーノチーズとカラスミが。 2つの塩味が牛の甘味とマリアージュされて、一気にイタリアンの世界へ。 シャンパーニュが飲みたくなる旨味でした。 おっ、ヒレの唐揚げだ。 チキンの唐揚げのようなスパイシーな衣を纏ったヒレ肉が。 今度はハラミで食べたいなぁとリクエストしておきました。 肉寿司は酢飯の上にどーんとたくあんが一本。 ジューシーなお肉と酢飯がうまーい、たくあんがいいアクセントになってペロリでした。 え? いきなりお鍋? しゃぶしゃぶだっ。 キクラゲと冬瓜が牛のスープに浮かんでいます。 そこへスジを外したサーロインをくずらせ、皿の上でスープを掛けて出来上がり。 牛を牛でいただく、最高の贅沢。 メインは炭でじっくりと火を入れていた、塊のヒレ肉。 これも最高の焼き上がりでした。 あまりの美味しさに塩でしか食べなかったくらい。 なんだかどんどん新しいメニューが期待できそうな予感、楽しみです。