中国の中でも麺の本場といわれるのが山西省。その代表的な麺がみなさんもご存知の刀削麺。こちらではその山西省出身の麺職人さんが打つ刀削麺をいただくことができるんです。麺は厳選した小麦粉と水と塩だけでウチ、熟成させるのですが、職人さんの技術で信じられないくらいのツルツル感とモチモチ感のある麺が誕生します。さらに山西省は黒酢の故郷という別名もあり、現地そのままの黒酢を使って仕上げたのがこの山西油?刀削麺。テーブルの上にやってくるとフワッと黒酢が立ち、まずは麺を一口。山椒と唐辛子の絶妙なピリ辛が少し遅れてやってくるのですが、麺を噛みながら鼻に抜けるこの辛味がたまらなく旨い! 2口目はシャッキシャキの野菜を混ぜながら。仕上げに回しかけられているサラダ油が潤滑油となって、DNAのように麺ともやしが絡んでいきます。シャキっ、ツルっ、モチっの三段階の食感が飲み込んだ瞬間の幸せへと導いてくれることでしょう。刀削麺の最大のポテンシャルは冷やし麺にあり!