京都の本格ステーキの名店『ステーキハウスゆたか』の”仕事”を伝承しつつ、磨きに磨いた、シェフ河村さんの個性が光る仕事。 国産和牛の旨さは「きめ細かで繊細な旨味」とその魅力を大切にするシェフだけに、ステーキに胡椒などの調味料は一切使いません。料理はコースでおまかせがいい。サーモン、鮑、キャビアなど厳選した旬の素材を使い、その持ち味を最大限に引き出した最高の料理が出て来ます。特にサラダはお肉自体には季節感がないので、それで旬を感じてもらうというおもてなし。ドレッシングも抜群の旨さ。コンソメスープは銀のスプーンが金に変わる程の透明感がありながら、雑味のない濃厚さがある。ステーキはお客様が来店された瞬間から、フィレ肉をトリミングすることから始め、ゆっくりと時間をかけて特性のグリラーで焼かれていきます。 お肉の色が少し変わる度に脂を取る。肉を焼くことにこんなに優しく繊細に向き合う店は少ないと思います。細部に至るまで、お客様の笑顔を追求した徹底したおもてなし。”時間”という手間がたっぷりと込められた、こんなステーキ屋さんがあるなんて奇跡です。