東京のレストランでのパティシエとしてスタートしたシェフが、フランスの名店で修行を経て2015年に帰国・開店させたパティスリー。朝7時のオープンというのがまず早起きなボク好み。店に近づくと、ふわりと風に乗って甘い香りがやってきます。開店からしっかりとショウケースには焼き菓子が並んでいるのも嬉しい。看板メニューはガトーバスクという焼き菓子。柔らかいクッキー!? という感じの現地の代表的な郷土料理で、回りはさくっと香ばしく、中はしっとりと品良く甘い。中にはチェリー系が入っているのが一般的で、こちらのお店ではブラックチェリーのコンフィチュールが入っていて、いい感じのアクセントに。焼き立てを是非食べてみてください。 さて、ガトーバスクに並んでボクが必ず買ってしまうのがこのベレ・バスクというケーキ。こちらも同じくバスクの名物。トンカ豆とアーモンド風味のチョコレートムースなのですが、これが大人の味!!濃いめの赤ワインと一緒にいただくと、旨さ倍増。テイクアウトのしつらえもお洒落なので、お持たせにもオススメ。