蕎麦屋のカレー、焼肉店のカレー、学食のカレー……専門店ではないのに旨いカレーを出すお店は色々ありますが、そんな”なのにカレー”の中でボクがパッと想い浮かべてしまうのがこの新世界菜館の豚角煮カレーライス。スタンドカレーではないのですが、ランチタイムにはこのカレーを求めて訪れたサラリーマンでいっぱいになっています。その理由はまずボリュームの素晴らしさ。1人前で余裕でメガ盛り級のポーションが。そしてもちろん味。なんとお店の鶏ガラスープ、その一番出汁を使って作られているんです。それだけにコクがある。そしてこちらで自社輸入している紹興酒を隠し味として仕上げているそうで、ほんのりとチャイニーズが感じられます。なので餃子やシュウマイといったサイドメニューとも不思議と相性抜群で、少々多い白飯は餃子ライスでいただくのもあり! カレーは3種類、ノーマルのものと豚角煮、そして和豚もちぶたのトンカツがあるのですが、やっぱり中華店ということで角煮のセレクトがおすすめです。