アルゼンチンのソウルフードと言われるチョリパン。パンにチミチュリソースという現地定番のスパイスソースをひいて、極太のチョリソを挟んだものなんです。現地で修業をされたご夫婦が営んでいるだけあって、その味は限りなく本場に近い。すべて手作りと優しさにこだわっていて化学調味料は一切使わず、パンも特注、チョリソも自家製。1センチ大の粗挽きにした牛肉と豚タンの合挽きに10種類ほどのスパイスを調合、それを店内で腸詰めして乾燥冷蔵庫で1日寝かせて水分を抜くのだそう。しかもこのチョリソ、焼き上げる前段階で低温の炭火で約1時間火を入れているのだというから、これほどに徹底した愛情をかけられて作られたこれが美味しくないわけがないっ!またチミチュリソースというのはそのお店独自の個性が光る秘伝のスパイスソースのことで、こちらではホワイトビネガーをベースにしているので、爽やかで程よい酸味がクセになる。一口かぶりつけば、チョリソから旨味ある肉汁がブワッと飛び込んでくる幸せ。スパイス好きな方にはたまらない逸品ですよ。