2012年に銀座に現れたフレンチレストラン。開店から半年でミシュラン2つ星を獲得したことでも知られています。で、ここ、料理はもちろんなのですがボクが初めてうかがったときに驚いたのがパンの美味しさでした。しかもすべてが自家製ということ。うかがってみると納得。シェフパティシエの成田さんはジョエル・ロヴションやピエール・エルメなどで修業経験を経て、ニューヨークにあるラトリエ・ドゥ・ロヴションのシェフパティシエをつとめられて、さらにニューヨークタイムズのベストオブNYにも選出された方でした。そのパンが現在、銀座和光アネックスで買うことができるんです! 実際にレストランで食したことのないパン通にも評判が広がり、夕方には売り切れてしまうこともしばしば。ボクのイチオシは発酵バターを使ったクロワッサン、そしてミニバケット。特にミニバケットはツンと尖った形の美しさから気品に溢れています。ちなみにパンはレストランで提供することを前提に作られているので、料理の邪魔をせぬよう酸味を極力抑えるため、4日間かけて低温発酵しているそう。さらにお店ではすべて熱々の状態でサーブされます。ということで、おうちで食べるときにも温めて食べるのが最高に美味しいんだって。パンオショコラも最高。