本場四川料理の流れをベースに北京、上海、広東の調理法を取り入れ『登龍』というオリジナルの中華の味を作り上げた店。麻布十番という場所柄もあり、芸能界の重鎮の方も多く通われているお店。こちらで絶対に食べていただきたいメニューは3つ。焼餃子とニラソバ、そして雲白肉という四川風薄切り豚肉とキュウリの特殊ガーリックソースがけ。ニラソバはニラとキクラゲの炒めが麺に乗ったシンプルな逸品。これがとにかく最後までずっとアツアツ。ちょっと食べ進んでもう大丈夫だろと思っても最後まで油断しないでください。そして雲白肉。美しいものは旨いと言いますがその理想型とも言える盛りつけ。薄くスライスしたキュウリをほどよく脂の落ちた豚肉でくるみ、ニンニクの効いたピリ辛ソースで食べるのですが、口の中がシャキシャキ、じゅわじゅわ、ビールが進みます。ボクのメインディッシュはやっぱり餃子。自家製の皮に春雨と豚肉がパンパンっに詰まっていて、食べ応え満点。いい仕事をしたあと、プチご褒美にこれを食べると明日への活力が湧きますよ。