40年間の精肉店経営を経て、本物の肉の仕事を知る女将さんが作る神戸牛ステーキのお店。「本当の食べ物の美味しさを知ってもらうためにこのお店を始めたんです」というだけあり、食材1つ1つにこだわりがある。まずお肉。神戸牛の塊を4週間吊るしてカビ付け。そしてカビの部分を薄く切り落として現れた美しいお肉を部位ごとにわけてさらに熟成させる。ちなみにボクが今回いただいたお肉は7週間熟成でした。本当に美味しい神戸牛のランプ肉を解体から熟成までを精肉店の技術を施す。でもね、これ、全部女将さんお一人でやられてるんです。女将さんはもう80歳近いんですよ! しかも、これだけのお肉をこの価格で提供するためにと、調理も接客も女将さんおひとりででされてます。でも焼きも完璧。ランプ肉の両面に焼き色をつけて、一度まな板に置いて寝かせて、もう一度仕上げに火入れをする。星付きの高級フレンチがやっているような完璧な火入れです! 素晴らしい肉愛だと思いませんか? ちゃんとした食材を食べてほしいと、付け合わせにはヒジキやレンコンの煮物が。胃も心もほっこりです!
ステーキ茶屋 下町ッ子|
本物の神戸牛にこだわり続ける女将さんの魂のステーキ
DATA:5,400円