ボクが生まれて初めてとんかつというものを食べたお店。そして「飲食業を営む人間が持ち続けていなければいけない大切なこと」を勉強させてもらったお店といっても過言ではありません。まず迫力のオープンキッチンは調理の行程のすべてがお客様から見えている。料理人は何も秘密にすることがないと言わんばかりに、堂々と手際よく仕事を進める、まさにトンカツ劇場。そして何人並んでもそのお客様全員のメニューを覚えている。この集中力、清潔感が”旨い”につながっています。こちらのとんかつ、独自のクリスピーナ衣が特徴。大振りなのに、後を引く食感であっという間に食べ終わってしまうはず。卓上にあるソースも美味しいのですが、揚げたての熱々状態で厨房でサッと掛けくれるソースがたまらない！ 気持ちのいい接客も”後を引く”理由のひとつ。
