昔ながらの味と技術が残る、希少なとんかつ屋さんの代表！ 千切れかかっている!？ 暖簾をくぐるとそこは昭和の世界！ サラリーマンやOLの方がカウンターでとんかつの登場を心待ちにしている姿が目に飛び込んできます。ここのとんかつ、外はカリっと中はジュワっと柔らかい。しっかりとついた衣はラードでカリッと、そして２つの鍋を使って二度揚げされているので、じっくりと中まで蒸し揚げされているんです。メニューはいろいろありますが、とにかくロースカツ定食!！ ここはロースに始まりロースに終わると言っていい。程よく肉厚なので、豚肉自体の甘味や脂の旨味まで感じることが出来ますよ。さらに驚くのは豚汁のスキル！ 野菜がゴロゴロと入っていて、豚の甘味を引き立てている。変に手を加えて”今風”にアレンジしているものではなく、昔懐かしさがあるストレートな豚汁。またいつ行っても千切りキャベツが瑞々しいのは、注文ごとにカットされるから。このおもてなしだけで心が打たれました。
