おもてなし、味、カウンターカレーにおける学びが集約されたお店。 たとえばスプーン。カレー用に特注され、米粒１つ、いやルーまで もが最後まで綺麗にすくえます。そしてカウンターに等間隔で置か れている爪楊枝、見ると必ず１本飛び出ています。それはお客様が 取りやすいようにという配慮。お水も少し減るだけで直に注がれる。 とにかく完璧。もちろん店内が清潔であることは言うまでもない。 このカレー、少々辛いです。子供にはおすすめできない辛さ。この カレー、少々甘いです。大人にはおすすめできない甘さ。この２つ の味が絶対に交わることなく、口の中で旨味が広がります。おっ辛 い！ というところで卵が中和。そしてまたもうひとすくい。キャ ベツのピクルスを頬張ってまたもう一口。旨味のカオスです。一皿 に２つだけ入っている牛肉も激ウマ。大阪の食の実力、ほんま凄い！
